健診を起点にした働きかけが有用.
中尾杏子, 井出博生, 武藤繁貴, 鳥羽山睦子, 古橋啓子, 古井祐司.
モニタリングツールの利用と健診の継続受診および健康増進行動との関連.
総合健診. 2020;47(3):431-439.
2021年日本総合健診医学会 優秀論文賞受賞
特定健康診査受診者(n=43,043)を対象として、健診実施後のICTツールの活用と、翌年度の健診受診および健診結果との関連を分析しました。その結果、健診後にモニタリングを実施した人は、実施していない人と比較して翌年度の継続受診率が高く、男性においては翌年度の健診結果も改善傾向にあることが示されました。これにより、健診実施後の継続的な働きかけの重要性が示唆されました。