第3期データヘルス計画で目指すこと(シリーズ第2回).
愛知の国保.
愛知県国民健康保険団体連合会 2025年7月号

第3期データヘルス計画の策定にあたり、愛知県では標準化を進めるために「データヘルス計画標準化ツール®」を用いて市町村支援を実施しました。その結果、ツールを活用した市町村の77%が、住民の健康課題に即した妥当な目標と評価指標を設定していたのに対し、未活用市町村では38%にとどまり、住民視点の欠如が示されました。来年度の中間評価・見直しでは、実績値の把握と併せて、各市町村が設定した目標と評価指標が地域の健康課題に対応しているかを再確認し、必要に応じて助言を受けることが重要です。これにより、保健事業が単なる実施に終わらず、住民の健康改善という本来の目的に資するものとなります。

PDFで詳細を見る